人間違いに悲しく涙

とある土曜の休日…玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン
私「はーい。」
奥様「奥さん、コレ、竹の子食べて~」
私「いつもすみません。有難うございます…」
多少雑談をして奥様は帰っていった…

因みに私は独身で、「奥さん」と呼ばれているのは母70歳である。
因みにこの奥様は家長には愛想がいいけどそれ以外には朝の挨拶をしても「ん!」くらいにしか返事をしないのに今日はとても愛想が良かった。
…という事はだね、彼女は私が70歳の母に見えていたわけなのです。

愛想がないのはいつもの事。
目下に見られてるのも当然なので気にしない。
しかし、帰るまで人間違いに気がつかないのはかなりのショックでした。
血は繋がっているのでいずれはこうなるにしても!
女としての青春スーツを脱ぎ捨てて久しいとしても!
70歳と間違うなんてあんまりだ…
母にいったらウフフ…と笑われてまた涙( ´ Д ⊂

ちくしょう!
腹いせに竹の子を身ぐるみ剥いで米の磨ぎ汁に投下してやった。
竹の子には罪はない。
明日美味しく食ってやる!( ゚Д゚)㌦ァ!!

ご近所様、我が家からは御返し出来る品は生産出来ないので御礼しか言えません。
毎回ご馳走さまです。